保険会社は傷害部分の示談をなぜ先にすすめるのか?

行政書士 福島広三です。

保険会社はなぜ傷害部分を後遺症認定前に示談したがるのでしょうか?

交通事故の損害算定は大きく分けて
1.傷害部分
2.後遺障害部分
  の2つに分類されます。

そして、
傷害部分・・・主に■治療費■入通院慰謝料■休業損害で構成されます。

後遺障害部分・・・主に■後遺障害慰謝料■逸失利益で構成されます。

例外もありますが、示談交渉は、この傷害部分と後遺障害部分とを一緒にするのが通常です。

ところが、時折、傷害部分を先に示談してしまってから、ご相談にお越しの方がいらっしゃいます。

主婦の相談者で、このような事例がありました。

休業補償を1日5700円で示談してしまっていて、おまけに通院した日しか認定のなっていないというものでした。

言うまでもなく、通院慰謝料も自賠責基準の低額なものでした。

そうです。自賠責の支払いの範囲内で収めようとするから、保険会社は早く示談をしたがるのです。

このようになってしまってからでは、取り返しがつきません。

主婦の場合の算定は1日約9400円が地裁基準です。

もう少し早くご相談いただけたらこの様なことにならなかったのに・・・。悔やまれます。

ご相談はお早めに!


2008年12月25日 18時24分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

労災の場合も後遺障害診断書作成をお忘れなく。

 行政書士 福島広三です。

業務中の交通事故の場合、症状固定する際に自賠責用の後遺障害診断書とは別に、労災用の後遺障害診断書も医師に作成して頂くようにしましょう。

自賠責と労災で後遺症認定が違う場合がよくあります。

往々にして、労災の方が上位等級となることがあります。

この様な場合は、労災の認定理由を良く検証し、自賠責に異議申立できる材料を探しましょう。時として使える材料もありますよ。

2008年12月22日 19時39分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

今日の医師面談を終えて

 行政書士 福島広三です。

今日は神戸市中央区にある病院の医師面談にに行ってきました。

内容は、横突起骨折による痛みの原因についてのメカニズムを調べるためにです。

相談者の現在の等級認定は14級9号『局部に神経症状を残すもの』で、これを12級13号『局部に頑固な神経症状を残すもの』に異議申立てするために有意な所見を得るために医師面談をしました。

医師面談のポイントは痛みを他覚的に証明できるものを医師との会話から導きだすところにあります。

つまり画像所見と検査所見の整合性が12級13号になる条件となります。

面談の結果、新たにXP画像検査を実施することに・・・。


この続きは後日掲載いたします。

2008年12月19日 20時40分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

介護費用定期払い実施

 行政書士福島広三です。

 交通事故で重症を蒙ると、一生涯介護が必要となることがあります。

 介護でも、家族介護か職業介護人を雇うのか、あるいは施設介護を選択するのかは、家族環境や介護状況の変化によって、合理的に算定することが困難なケースが多いように思えます。

 損害賠償請求においては、これらを予測算定し、一時金として賠償を受けていました。

 このことは、現実の介護の実態に合わないことも想定できます。また、過不足が生じることもありえます。過払いならいいんですが、

 これを解消するため?、某信託銀行と某損保会社が、介護が継続している限り補償を定期的に支払う業務に信託スキームを開発したとのことです。

 この開発により、被害者は従来の一時金としての受取か、定期払の受取かを選択できるようになるとのこと。

さて、この商品いかがなものか?

定期払いをきっちり払って貰えるのか?心配ですね。

交通事故で訴え、更に定期払いの不払いで訴える!なんてことにならなければいいんですが・・・・。

2008年12月3日 19時25分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

 
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行政書士 福 島  広 三
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