保険特約これでも出し渋りは防げません!

 三井住友海上火災保険は7月に自動車保険の支払い審査を自動で判断するシステムを導入するとのことです。これだけの損保会社の支払いミス、出し渋りから国民の保険に対する不信感を抱かせたわけですから当然の対策といえます。

 自動車保険の代表的な特約として『搭乗者障害保険』があります。この特約の内容は、契約車両に乗車中の方が自動車で死亡、後遺障害もしくは傷害を被った場合に保険金がでるというものです。今までは、契約者の請求がなければ支払いがなかったのが現実でした。このシステムによって、事故発生通知をすれば自動的に支払いミスが防げるということのようです。しかし、これは機械的に処置を講じただけであって、人的な処置までは講じてはいません。

 先の特約の医療保険金を例にとると入通院日数に応じて180日を限度に1日○,○○○円支払われるのですが、その通院日数の認定方法があまりにも根拠がく認定日数の少ないものも目立ちます。担当者の経験則に基ずいて認定しているようです。

 問題は保険約款にあります。『平常の生活、平常の業務に従事することができる程度になった日まで』となっています。保険会社は傷病名だけで判断し、個々をきっちり見ていないため、安易に2ヶ月ないし3ヶ月と認定しています。

 そのようなことは機械では処置できません。これは一例にしかすぎず、もっと酷いケースはあります。本質的なところは変わらないでしょうね。結局のところミスは防げてたとしても人的要素の強いものは防げません!

2008年2月28日 10時01分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

神経因性疼痛治療『RSD、カウザルギー』に有効薬!

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 2月19日付け神戸新聞の記事です。
神経因性疼痛に抗うつ薬が有効であることが研究で明らかになったという内容です。
 交通事故外傷におきましては、RSDやカウザルギーが該当します。症状としては、手術や治療で怪我が治ったにもかかわらず、神経が傷ついているため慢性の痛みや痺れがあり、特徴として灼熱痛(やけるような痛み)があることです。神経の異常が原因でおきる『RSD,カウザルギー』の治療は完治しないことも多く、長期におよびます。このように苦しまれておられる被害者の方に朗報です!

2008年2月19日 10時42分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

視点が変わればお得な情報、でもそんなことよりも

 某新聞記事で『自賠責保険の値下げによる、お得な加入方法』と題して自賠責保険の節約術を案内していました。
 『4月から保険料が大幅に値下がり、ガソリンの高騰に悩むドライバーには朗報だ!』

 さてさて、どんな朗報なのだろう?

次のように解説していました。
 
・自賠責保険は2年契約を結ぶことが多い。
・2年契約で負担する保険料は、現在の38,130円→4月に22,470円へと8,360円安くなる。

そこで、節約術、
・仮に2月か3月に今の保険が満了する場合、1ー2ヶ月の短期契約を継ぎ足し、4月に改めて長期契約をすると節約できるとのこと。

例えば、
 ・3月20日から2年契約に加入すれば、現行の30,830円かかる。これを3月20日から1ヶ月契約(6,040円)で加入し、4月20日から新料率で23ヶ月契約(21,750円)すると、保険料は27,790円で済み、3,040円安くなる。
 同様に2月に契約した場合だと2,670円安くなる。

・更に
 4月から保険料が下がることを知らずに、すで長期契約を結んだ場合どうするればいいか?

答え
 4月1日に重ねて2年契約を結び、そして前の契約を解約すれば数千円(具体的数字は省略します)戻るという。

 重複契約・・・任意保険では禁止しているが自賠責では禁止されていない。
 
 これを読み細かいことに気づくもんだなとある意味関心させられたところですが、交通事故専門としている私としてはこんなことでは喜んでいられない。

 自賠責とは被害者救済のための保険。保険料が下がる節約術よりも交通事故で苦しんでいる被害者のためにもっと充実した救済を図れる保険になるように国を誘導していく記事を見たい!

2008年2月14日 10時01分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

調査事務所からの同意書

 3連休を挟み朝事務所へ出勤したら自賠責損害調査事務所から『医療照会に関する○○○○様の同意が必要であるのでご本人から同意書の署名と捺印を得て下さい。』という内容で同意書が送られてきました。
 後遺障害異議申立てをするとほぼ100%この同意書が送られてきます。要するにこちらがした異議の内容について医師に意見を聞くということをするのです。ここで大切なことは医療照会の内容を開示してもらうことです。自倍責保険会社は原則開示しませんので、病院側に書類が到達したら声をかけて頂くようにお願いしておくのです。そして内容を見せてもらなり作成後のコピーをもらうことが大事です。もちろん回答の内容についの疑問は質問しましょう。決してスルーにさせないこと。だって、交通事故被害者あなた本人のためのことだからです。詰めが大事です。

2008年2月12日 10時56分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

人身事故の3割が運転直後

 興味深いデータが兵庫県警交通企画課から発表されました。
 県内人身交通事故の過去10年間調査したもので、3人に1人が運転開始から10分以内に事故を起こしているというものです。
 一番多い事故の形態は出会い頭事故で、コンビニやレストランの駐車場から車道にでる際に、歩行者に気をとられたり、よく確認せず車道に飛び出したりする事故が多く10年で倍増しているという。
 先週、事務所の近くの歩道上で(見通しが悪い)を勢い良く走行してきた自転車と自動車の出会い頭事故を偶然目撃しました。自動車はかなり減速していたようでした。歩道や横断歩道を走行する自転車はドライバーの視点から見ると危険を感じることが多いですよね。自転車が走行できない歩道を歩いていて良く思うのが、いかにも退けと言わんばかりにベルを鳴らす自転車許せない!自転車もマナーとルールを守ってほしいものです。
 

2008年2月8日 10時26分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

検察審査会って?

 飲酒運転よる福岡市の3幼児死亡事故で両親が運転手被告の車に同乗していた3人を起訴猶予処分としたことにつき不当として福岡検察審査会に審査申し立てをしました。

 飲酒運転を知りながら自宅まで運転させたとして2人を飲酒運転ほう助容疑で、1人を被告に頼まれて事故現場にペットボトルの水を運んだとして証拠隠滅容疑で逮捕したのですが、『被告と仲の良い友人関係にあり、断れなかった』などとして3人を起訴猶予処分としたというものです。

 遺族としても国民感情からしても許せる話ではありません。ここでは、この検察審査会について少しふれておきます。

 本件事件のように検察官が不起訴処分として刑事裁判にかけられなかった場合、国民の目から見てその判断が正しいのか間違いなのかを検討する機関とされています。その国民の目線になるのが一般国民の中から11人の審査員をくじで選び出すこのになっているというのですが、この決議には法的拘束力がないのです。つまり、検察官の考えで不起訴で良いと思えば決議を無視することができてしまうのです。法というものは非情なものですよね。もし、今回不起訴であるならば理由をきっちり説明しほしいものです。

2008年2月6日 11時26分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

ヘルニア予防に髄核注入(東海大学)

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 交通事故においてヘルニアは事故との因果関係を問われ後遺症として認定されることが少ないのが現実です。神経根、馬尾の圧迫があって12級の可能性がありますが、なければ14級というのが目立ちます。
 今回の記事、交通事故とは直接関係ないかもしれませんが、痛みで耐えれないヘルニア患者にとって予防、再発のために効果があるのではないでしょうか?研究の成果を期待したいところです。
 

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2008年2月5日 10時28分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

タクシー事業許可取り消し

 規制緩和以降、タクシーの許可基準も緩和され新規参入が増加しています。運賃規制(近畿運輸局の認可運賃:590円〜660円)の撤廃によりワンコインタクシーが低価格を売り物に増加傾向にあります。しかし、一方で規制緩和による弊害を生んでいます。
 近畿運局が、乗務記録の改ざんや定期点検検査の未実施で悪質な法令違反を繰り返し許可取消しの基準を超えたため大阪市のタクシー会社を道路運送法に基づき旅客運送事業を取り消しました。
 許可を取得しやすくなっことにより、競争原理が働き実利だけに目をむけて、個々のコンプライアンス意識が置き去りにされているような気がしますね。
 近頃ではコンプライアンスが厳しく問われています。人の命を預かる商売だけに今一度深く考えていただきたいものです。

2008年2月4日 10時52分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

相変わらずの提示額

 後遺障害12級の後遺障害損害賠償の提示ありました。相変わらずですね。224万(自賠責基準)だけでした。弁護士基準とまではいかなくても、せめて任意保険の基準での提示があるべきです。こんなことがあって許されるのでしょうか?兎角この世の中知らないと損をすることって結構多いですよね。怖い怖い。

2008年2月1日 10時33分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

 
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行政書士 福 島  広 三
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