公訴時効まで2ヶ月

 今朝のニュースから報告します。敦賀市の国道8号線の事故で、当時2歳の男児をひき逃げした容疑者を業務上過失致死と道路交通法違反(救護措置義務違反)の容疑で逮捕した。公訴時効まで残り2ヶ月の逮捕だったという内容でした。逮捕に至った原因は同容疑者の関係者が県警に通報したためというから通報がなければ時効は成立していたことになる。遺族としては少しは安心されたことでしょう。
 
 公訴時効にも時効中断がでますが、それも犯人が特定できての話です。しかし現実的には、日本の検察官は時効中断のための起訴はしないということらしいです。釈然としませんね。

 救護措置義務違反・・・ひき逃げ(道路交通法72条第1項)1年以下の懲役又は10万円以下の罰金

2008年1月30日 9時59分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

12級12号の通知

 14級10号から12級12号(16年7月1以降の事故では12級13号)への上位等級認定通知が自賠責から届いた。傷病名は『肩関節唇損傷』である。最初からこの傷病名が診断書に記載されていれば問題なく最初から12級12号の認定になってたであろう。しかし、この案件、肩間接唇損傷と診断されたのは受傷から1年11ヶ月経過してからであった。事故との因果関係を問われたのはご想像がつくところであろう。それはそうである。左肩に関しての最初の診断名は左肩甲骨々折だから全く関係がないのである。
 大まかな経過はこうだ。@症状固定まで同じ病院に通院していた。A左肩痛は絶えず訴えていたB継続治療を受けていたC1年11ヶ月後に主治医が転勤となり、担当主治医が変わったD新主治医が肩関節唇損傷と診断したE新主治医が事故との因果関係を認めた。F新主治医と患者の関係が良好であった。そして、当事務所にご相談いただいた。
 ご依頼者様、私についてきてくれた有難うございました。

 次は、保険会社に計算書の要求です。さて提示額はいかに?
 

2008年1月29日 10時24分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

損保不払い問題から更なる問題へ?

 保険約款を解釈するのは非常に難しいことであり面倒なことです。普通の人は、保険にさえ入っていれば、万が一の場合の補償があるという安心感だけで契約していると思います。私もこの仕事をするまでは、事実その通りでした。しかし、知らなければ損することって結構あるんですよね。本人から請求しないと支払いのないものが。結局それが保険金不払い問題を引き起こしている。これを回避するため損害保険大手6社が特約4割を削減し簡素化し、その一方で必要性が高い緊急時のサービスを拡大する動きもある。そのサービスの中の一つに三井住友海上では『事故時の修理車両の派遣サービスを契約者全員に広げる』、なるほどそれはいいね。『事故で入院や通院する場合に専門医を紹介する。』、えっ、ちょっと待てよ。これは危険を含んでいるような気がする。と私は疑うのである。『保険会社お抱えの病院、つまり保険会社よりの病院では?』とこれって職業病ですかね。
 ついつい疑ってしましますが、その必要もあると思いますね。

2008年1月25日 10時30分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

保険金詐欺

 交通事故を偽装して保険金を騙し取ったとして埼玉県警交通指導課と所沢署が詐欺容疑で主婦とその夫の接骨院経営者とそのグループ8人を逮捕したとのニュース。
 接骨院経営者が加わっているから性質が悪い。交通事故患者は儲かるという悪質な発想であろう。保険会社の肩はもちたくないが、こんな事件があると保険会社も支払いには慎重になるわな。
 交通事故業務に携わる私としては許せない事件です。

2008年1月24日 10時29分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

居眠り衝突事故防止システム

 トヨタ自動車が運転手の居眠りで衝突事故が起きそうになると警告する車載システムを開発したとのこと。まぶたを閉じた状態で衝突の可能性が高まると@ブザーで警報を発信し、危険がさらに高まると、A警報をはっしたままブレーキを本格的に作動するというもの。このような装置高級車の自家用車両だけでなく、運送会社の過労運転事故防止ためトラック等にも普及すれば重大事故は減るのではないでしょうか?現在の法律では大型トラックには速度制限装置というものが義務付けられています。時速90q以上はでないように速度を抑えるものですが、事故防止の効果が発揮できるのであれば法的な義務付けがあってもいかもしれません。

2008年1月23日 10時48分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

 慰謝料増額

 刑事裁判だけでなく、民事裁判においても被害者に対する加害者の誠意のなさが定型の慰謝料に増額して訴訟する事例が見受けられます。
  一度も謝罪がない。過失を隠し虚偽の陳述をし被害者に転嫁するなどの不誠実な態度、許せないですよね。しかし、こんな判例もあります。仏前に線香を上げなかったことを不誠実だと主張したもので、裁判所は信仰上の理由によるものは信教の自由が保障されているからこれをもって不誠実とはいえないといったもの。
 しかし、このような事例は稀なことであり、やはり誠意をもって対応する。これが大切ですよね。交通事故とは何時逆の立場になるかもしれません。心したいところです。

2008年1月22日 11時38分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

確定申告していれば

 所得を証明するには、サラリーマンの場合源泉徴収票が通例ですが、事業主の場合確定申告となります。ところが、この確定申告を疎かにされている方の所得の証明はどうすべきか?損害賠償算定で悩まされるところです。所得が証明できないことを理由に保険会社は、自賠責の最低休業補償5700円の提示。現実には年商○,○○○円という。帳簿類はあるというので、ご持参していただくに。

 さ〜て、どう展開していくでしょう。




2008年1月18日 15時09分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

鍵をつけたまま車を放置すると貴方にも責任が!!

 盗難車が逃走し、交通事故を起こした場合の車の所有者の責任についての判例です。

 最高裁判例では、原則『支配』も『利益』も奪われてしまえば、『運行供用者責任』は否定さて、賠償責任はないという。
 しかし、そんなに合理的にはいかないのが大多数でしょう。客観的に『第三者に無断運転を許容したり、誘発した』と認定されると『運行供用者責任』は免れることができないという判例があります。

 例えば、コンビ二で少しの時間買い物をするために、面倒だから鍵を付けたまま駐車していたところ、一瞬の隙をつかれて盗難にあったというような事例、こんな場合誘発したというのでしょう。『運行供用者責任』を免れることはできません。

 まあ、近頃では電子キーになってきたので面倒くささもなくなってきましたが。

 キーは抜いても気を抜くな!ということでしょう。

2008年1月17日 11時14分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

医師のモチベーションが上がったら

 交通事故被害者の相談を受けていると、医師と患者との間のコミュニケーションが上手く出来ていないような気がします。医師は非常にプライドの高い方が多く傷病を治すのが仕事であるのは当然のことでありますが、交通事故被害者は傷病の治療の問題とは別に損害賠償請求という誰しもが人生の中であまり経験をしない難題を抱えています。それには、医師の意見で大きく影響されてくる場合があります。もちろん、被害者にも被害者意識が非常に大きい方がいて、この人ではさすがに医師も疲れるだろうなという方もいますが・・・。そんなことを私は日々感じています。 
 
 この度、全国の勤務医らで環境改善のための新団体を設立。団体名『全国医師連盟設立準備委員会』現在420名で、近い将来には1000人規模を目指すという。代表世話人によると『医師は疲弊して、病気の人を助けたというモチベーションが低下している。』この背景には医師不足の深刻化による医療の崩壊があげられるとのこと。
 こういった団体がしっかり機能し、医師不足が是正され、医師のモチベーションが上がり患者の話にゆとりをもって答えてくれる、こんな医師が一人でも多く増えることを願っております。

 
 

2008年1月16日 10時59分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

突然の出来事に今後の対応が分からない

 自動車事故対策機構(NASVA)が10月に開設した『交通事故被害者ホットライン』の状況で、相談件数の問い合わせの内容のランキング発表をした。以下の内容による。

1位『交通事故の責任の割合に納得できない』等の損害賠償に関するもの。

2位『突然の出来事に今後の対応が分からない』なのど交通事故後の対応全般に関連するもの。

3位『示談交渉に関するもの』

4位交通遺児への貸付、介護料の支給及びNASVAサービスに関連するものと続く。

 私への相談も同じような傾向ですが、交通事故被害者がこのようなことで悩まれているんだと改めて再認識できたデータです。

1位は、損害賠償額に影響してくるところなので当然でしょうね。過失割合これは双方の主張が対立することが結構あります。交差点を双方青で進入した等。被害者は救急で病院に搬送されるので現場に立ち会えないことも原因としてよくあるようです。

 興味をもったのは、『今後の対応がわからない』ということ。これが1番不安ですよね。
 保険会社が信用できない。保険会社任せにしていていいのか?保険請求の方法。病院とのやりとり。治療や後遺症のこと。休業補償や慰謝料のこと、数えきれません。

 こんなお悩みの場合は、まずは治療に専念することでしょう。自覚症状をきっちり伝えて下さい。そしてMRIは必ずとっておきましょう。主治医と上手く付き合うことも大切。主治医を味方につけてあとはよく話を聞いてくれる専門家に相談することだと思います。

2008年1月15日 10時17分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

後遺症で悩まれている方に還元できらら

 交通事故による死亡者が減少し、想定より保険金の支払いが少なくなったため、余除金を原資として1台当たり2年で7000円の保険料が引き下がれて、自動車利用者に還元されることになりました。

 こことで、提案です。
 自動車利用者の還元もいいのですが、(営業車両経営者には叱られそうですが)、それよりも後遺症がで悩まれている方が結構たくさんいます。例えば、少々強引な意見ですが神経症状で12級に近い14級こんな方のために新たに13級の神経症状をつくり、そういった方の救済はできないものでしょうか。この案が無理なら、労災並みの認定に緩和できないものでしょうか。

 その方が自賠責の目的である『被害者救済のための保険』の役割をはたすのでは?

2008年1月11日 12時45分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

子供向けのMRI、アジア初

 自覚症状を訴えることができない小さな子供の事故は親にとっては心配のつきないことですよね。家族でドライブしていて交通事故の被害にあって、通院しているんだけど、子供が検査を怖がって治療をうけることができない、将来を考えると心配だという相談をうけることがあります。
 
 そのようなお悩みをお持ちの親御様、朗報です。

 このたび、兵庫県立こども病院で、MRIの検査の前に、壁に風景などのアニメーションを流して患者をリラックスさせる装置を導入されたようです。
 カラフルな宇宙空間や森、子供が親しみやすいキャラクターや花などのアニメーションを壁に投影して、それに合わせた音楽も流すことができるというので結構いけるんじゃないでしょうか。
 実は私もヘルニアもちで2度MRIを体験しましたが、閉所恐怖症のためあの閉ざされた空間が苦手で、しかも機械音が大きくて耳障り。だから子供にとっては耐えれないのがよく理解できます。
 
 オランダのフィリップス社が開発・販売し、世界30施設で導入し、アジアの病院では初の導入というから、神戸の方は事前に連絡されて行かれてみてはいかがでしょうか。
 

2008年1月9日 10時41分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

自動車保険

 東京海上日動火災が5月から自動車保険の品揃えを刷新するとの発表をした。
 要旨は次のとおり。

1.現在3種ある商品を個人向けと法人向の2種に統合
   
2.128ある特約を75に減らす。

3.約款やパンフレットの専門用語を契約者にわかりやすい言葉に置き換える。

4.自動車保険に上乗せする特約の種類を減らす。
  例えば現在は事故で所有者が使えなくなったときに、代わりの自動車を借りる費用を補償する『代車特約』が5種類あるが、これを1つにまとめる。

5.約款には、文字の大きな脚注や解説を付け加えて、契約者が読みやすいようにする。

 損保ジャパンが2月から、三井住友海上も続いて品揃えを簡素化するとのこと。


 特約の支払いもれがないように期待したいものである。

2008年1月8日 19時25分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

新年度スタート

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 明けましておめでとうございます。
 9連休が終わり当事務所も新年度スタートしました。本年も宜しくお願い申し上げます。

 地元で撮影した初日の出の写真を掲載します。雲に隠れての日の出だってので7時15分位でした。天候はあまり良くなかったのですが、何とか撮影できて満足です。
 例年なら正月のこの時間『ZZZ』と寝ているところですが、ブログに載せようと思ったんで気合を入れて起床。

 人間目的があればやれるもんなんですね。小さな目的ですが、この積み重ねを大事にしていきたい。

 それでは今からお客様に電話をしますので、今日は軽くご挨拶まで。

2008年1月7日 12時44分 ブログ コメント0件 トラックバック0件

 
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行政書士 福 島  広 三
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